相続税申告は電子申告になるのか?

※2年前に食べたカニ。また食べたいです。

相続税申告書を書面で提出

先日、担当するお客様の相続税申告書を提出してきました。申告期限は来年の2月ですが、申告書が完成して早めの提出です。申告書を提出する準備や、提出しに行くときに、書面での提出はやはり手間がかかるなあと感じています。

相続税申告書は2018年現在、書面での提出しか認められていません。相続税以外の、法人税、所得税、消費税などは書面でも提出できますし、電子での申告もできます。2020年から大企業の法人税や消費税などについては電子申告が義務化される予定です。また、2020年から個人の所得税については電子申告をすることで、青色申告特別控除55万円が引き続き65万円のまま受けらる予定です。

青色申告特別控除というのは、個人がきちんと帳簿をつけて保存しておけば、もうけから65万円をマイナスしてあげますよというものです。2018年現在は65万円で、2020年からは55万円になる予定です。

このように、電子申告を推進する流れがある中、相続税については現状電子申告ができません。

相続税申告も電子の方向へ

政府は、デジタルガバメント実行計画を決定しており、必要なサービスが時間と場所を問わず最適な形で受けられる社会、官民問わずデータやサービスが連携しイノベーションを創発する社会の実現を目指しているようです。

その中で、相続税申告の電子化も取り上げられていて、近年の税制改正や高齢化による相続税の申告件数の増加の中、相続税申告書の提出手段を多様化して納税者の利便性向上、税務行政の効率化を図るため、電子申告で提出可能とする、としています。

書面提出では、

たくさんの書類を印刷してセットして、

お客様にたくさん署名をしてもらい、たくさん印鑑押してもらって、

税理士も印鑑をたくさん押して、

郵送なら郵送準備をして、窓口持参なら持って行って、

など、今までやっていた事務負担が大幅に軽くなります。

相続税の電子申告、運用開始になることを期待します。

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